初夏のドライブがてら、舟形町のレストラン『ラ・テール』さんに行ってきました。
ラ・テールさんは、アユで有名な小国川を臨む、自然溢れる小高い丘の上にあります。
レストランの周囲にはコテージやキャンプ場、アスレティック広場などが整備され、『あゆっこ村』という一体のレクリエーション施設になっていて、子供を連れて行けば、綺麗に整備された広い敷地にある遊具で思い切り遊ばせることもできます。
そしてこちらで頂ける料理は、地元の食材が存部に生かされた、まさしく美食と言えるものでした。
訪問日:令和7年6月29日(日)
基本情報
店名 :ラ・テール(La Terre)
住所 :〒999-4605 山形県最上郡
舟形町長沢8067
あゆっこ村センターハウス内
座席 :24席
駐車場 :10台程
営業時間:
ランチ 11:30~14:30
ディナーは要予約(5日前)
定休日 :月曜 及び 第2火曜 第4火曜
ただし貸切での臨時休業があるようで、
訪問時はインスタでの確認が確実です。
支払方法:カード可
ラ・テールとは、フランス語で「大地」を意味するそうです。
場所の詳細
ラ・テールさんは山形県舟形町のあゆっこ村にあり、目と鼻の先には日帰り入浴施設の『舟形若あゆ温泉』があります。
あゆっこ村も若あゆ温泉も、舟形町と宮城県の大崎/鳴子を結ぶ県道56号から、途中の北側に向かうアクセス道に入って小国川とJR陸羽東線を越え、低い丘を登ったところにあります。
アクセス道の手前には、山形側からも宮城側からも青い経路案内板に大きく舟形若あゆ温泉/舟形あゆっこ村が表示されていて分かり易いです。
県道56号は国道47号に接続しており、国道47号沿いにある道の駅もがみ「あっつえ」から車で19分(14.9km)と、とても近いです。
丘を登る途中に、黄色く目立つコテージ・キャンプ場管理棟の看板が見えてきます。
そしてその下にラ・テールさんの小さい看板もあり、ここの細い道を右折します。

細い道を少し下ると見えてくる、赤い屋根のログハウス風の建物が管理棟(センターハウス)で、ラ・テールさんには管理棟の真正面から入ります。
正直、一見レストランらしく見えないので、間違ってないかビビりました。


駐車場
店の前に広めの駐車場があり安心です。
訪問時の状況
開店時間直前に到着。
先客は駐車している車が1台のみで、店頭にウェイティング・リスト等は出ていませんでした。
店の外観があまりレストラン風に見えず、ちょっとドキドキしたのですが、中はとても明るく爽やかな高原リゾート風で、たちまちハイテンションに。
天井が高く、木の梁も立派で綺麗。
ガラス越しの緑もとても爽やか。

入店時すると店員さんに「ご予約されてますか?」と聞かれました。
どうやら予約して来られるお客さんが多いようで、前日は予約を含めてか?満席になり、当日客は待って頂くことになったとか。
予約して行くのが良いようです。

わたしたちは予約なしで来て、幸い空き席があり待たずに席を確保することができましたが、次々にお客さんが入り、私たちが帰る時には、待合にはなっていないものの、ほぼ満席の状態になっていました。
店の雰囲気
店内はテーブル席とカウンター席で、全体的にこじんまりとした感じ。
でも狭くはなく、贅沢にゆったりと空間を使っている感じです。


飲食エリアの仕切りの部分には地元の工芸品が飾られ、興味深々でした。
舟形町で出土した『縄文の女神』をモチーフにしためがみちゃんが可愛い。

メニュー
この店ではメニューを季節にあわせリニューアルしているようで、訪問するたびに楽しめそうです。
今回の初夏のメニューも美味しそうなのが沢山で、選ぶのに超悩みました。






いただいた食事
ドリンクセットがお得です。
わたしは地元の山ぶどうを使った山ぶどうソーダにしました。
自然な甘さが爽やかで、とても美味しいです。

前菜
こちらがランチセットにつく前菜のサラダ。
ニンジンと紫キャベツのマリネにキッシュも付いて、これだけでも満足感あり。
ずんだのスプレッドはパンに付けても、そのまま食べても美味。
頬っぺた落ちます。

スープ
この日のスープはガスパチョという、野菜をすり潰した冷製スープ。
南欧の名物スープらしく、いかにも暑い夏にぴったりの、爽やかで体に良さそうなスープです。
あまり食べ慣れないスープなのに何か懐かしい記憶があり、頑張って思い出したのが母親が夏に作ってくれていたミキサーで作った夏野菜のジュース。
野菜の青臭さが多少あって娘には不評でしたが、わたしには滋味溢れる優しい味でした。

最上どりのヴィネガー煮込み/バターライス添え
わたしが頼んだのはランチメニューBの『最上どりのヴィネガー煮込み/バターライス添え』。
これにパンがつきます。

ビネガーで柔らかく煮込まれた最上どりに、ヴィネガーと野菜のクリームソースが絶妙で、仄かな酸味に深いコクがたまりません。

大変美味しくいただきました。
米の娘ぶた肩ロースのコンフィー
嫁と娘はランチメニューDの『米の娘ぶた肩ロースのコンフィー』。
これにパンorライスがつきます。

ソースはラタトゥイユとマスタードマヨネーズみたい。
こっちも少し分けてもらって食べましたが、米の娘豚だからなのか?コンフィーだからなのか?分かりませんが、豚肉なのに素晴らしく柔らかい!

娘は肉もソースも、パンで掬って上手にペロッと食べてました。
美味かったんだろうな。
まとめ まさに美食の丘!
実は今日は小国川のあゆを食べようかと思ってたのですが、娘の「肉が食べたい」の意見に押され、インスタで教えてもらったこの店を思い出し、初めて来た次第。
いやー、来てよかった。
まじ美味かったし、美しい景色も最高。
リピート確定。お勧めです。
PS 若あゆ温泉もすんごい!
若あゆ温泉がすぐ近くということなので、そちらも覗いてきました。
そびえる鮎!

佇む女神!

若あゆ温泉
大浴場あり露天風呂ありサウナありレストランありの、大変すばらしい日帰り温泉の雰囲気でした。


