【宮城山形】蔵王山頂の異世界『エコーライン雪の壁と蔵王御釜』訪問記

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蔵王御釜の全景 観光&宿泊
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5月のゴールデンウイークに、冬季閉鎖が解除された蔵王エコーライン/蔵王ハイラインの雪の壁と、残雪の残る蔵王御釜を見に、蔵王山頂ドライブに行ってきました。

エコーラインもハイラインも4月下旬冬季閉鎖が解除されたばかりで、除雪車が雪原を削って出来た雪の回廊のドライブと、突き抜ける冷たい青空の下に異世界のように広がる溶岩帯と、荒々しい岩山にパックリ空いた御釜を堪能することが出来ました。

訪問日 令和7年5月1日

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蔵王御釜/蔵王ハイラインの基本情報

蔵王御釜の基本情報

名称  :蔵王・御釜
所在地 :宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有林内
特徴  :
 山形県と宮城県の県境にそびえる蔵王連峰の最も高いエリアにある、約3,000年前の噴火で出来た火山湖標高1,670mの高所にあり、直径約330m/深さ約30m丸い釜状をしていることから『御釜』と呼ばれるようになった。
 御釜の周りには荒々しい溶岩帯が広がり、刈田岳/熊野岳/五色岳に囲まれた雄大な景色を楽しむことが出来る。
 御釜のある山頂までは、有料の専用道路『蔵王ハイライン』を利用する必要がある。 

今日のお釜 宮城蔵王観光サイト 

蔵王エコーライン

名称  :蔵王エコーライン
ルート :
 蔵王連峰を越えて山形と宮城を結ぶ、全長26kmの山岳道路。
 宮城県側は遠刈田温泉、山形県側は坊平高原が起点となる。
 無料で通行できる。
開通期間:
 4月下旬から11月初旬までが開通期間。
 冬季は、山形県側は坊平高原『坊平ゲート』、宮城県側は遠刈田温泉『すみかわゲート』閉鎖される。

蔵王ハイライン

名称  :蔵王ハイライン
ルート :
 蔵王エコーラインの山頂付近で分岐し、蔵王山頂に至る有料山岳道路
開通期間:蔵王エコーラインに準じる
営業時間:7:30~17:00
 ただし開通から5月初旬までと、10月中旬から冬季閉鎖までは営業時間が8:00~16:00となる。
通行料 :一般自動車¥600

蔵王ハイライン 宮城交通サイト

場所/アクセス/観光施設

場所とアクセス

蔵王山頂には蔵王エコーラインで麓から山頂付近まで行き、途中で有料蔵王ハイラインに入り山頂に向かいます。

駐車場

蔵王山頂レストランの手前に、普通車が300台ほど停められる大駐車があります。

引用元:googleマップ

蔵王山頂レストラン

蔵王山頂レストランは大きな2階建ての建物で、綺麗に管理され、気持ち良く利用することができました。

1Fに軽食処お土産店・無料休息所と綺麗なトイレがあり、2Fには240名が収容できる大きなレストランがあります。

いざ出発

遠刈田の赤い大鳥居

エコーラインの宮城県側の起点『遠刈田温泉 赤い大鳥居』を抜けると、蔵王山頂に向かうドライブが始まります。

開通直後の大鳥居付近は初春の雰囲気で、綺麗な新緑に溢れ、嬉しいことに桜もチラホラ見かけました。

道路の周囲には雪は全く見られず、この先に雪の回廊が待つなどとは、この辺りの雰囲気からは想像できません。

この辺りは標高380mとのことなので、標高1,670mの御釜まで、標高差約1,300mのドライブです。

駒草平展望台

曲がりくねった道を登っていくと、山腹はまだ気温が低いためか、だんだん木々の緑が薄くなり、、、

鬱蒼と茂っていた木々が低くなってきて、ついに残雪が現れます!

そして大鳥居から19分(13.3km)ほど進み、周囲が山上の雪荒々しい溶岩帯に囲まれた頃、『駒草平駐車場』が現れます。

50台ほど駐車できる広い駐車場で、噴石避難所を兼ねた立派なトイレもありました(左側の四角の建物)。

道路を渡った反対側の溶岩帯には遊歩道が整備され、まだコマクサは咲いていませんでしたが、荒々しい溶岩帯と断崖絶壁を存分に堪能できました。

蔵王エコーラインの雪の壁

駒草平をすぎると残雪が急に増えていき、山頂近くに、美しい雪の壁が現れます。

下界は遥か眼下に、青い天空に果てしなく近く、雪の回廊を進みます。

まさしく、これこそ非日常!

最高のドライブです。

蔵王ハイラインに入る

駒草平から5分(3km)ほど進むと蔵王ハイラインへの分岐が現れます。

対向車線に注意してハイラインに進みます。

分岐からしばらく進んだところに料金所があり、入る時だけ料金を支払います。
支払いは現金のみです!

山頂に到着

山頂駐車場は車と観光客でいっぱいですが、2本枠の駐車区画になっていて安心です。

この日は満車にはなっておらず、空きを待つことなく駐車できました。

山頂からの眺めも最高。

無料休憩スペースは広く綺麗。

軽食コーナーも売店も良し!

レストランも明るく広々!

まずは腹ごしらえ。
カレー食べましたけど普通に美味しかった。

そして異世界!御釜と対面

いよいよ御釜に向かいます!

右手遠くの山頂には蔵王刈田嶺神社奥宮が鎮座し、

正面にとうとう対面!これが御釜
ありがたや!

まとめ これは絶景!

御釜とは、子供の頃に家族で来て以来、ほぼ50年ぶりの再会です。

大人になって来てみると、蔵王の自然の雄大さに改めて感動しました。

年を取っての再訪とは、なんて楽しいものなのか。

今ならわかる。
ここは日本どころか、ワールドクラスの絶景です!