7月になると、テレビで盛んに土用の鰻を煽りだします。
わが家でも宣伝につられ、この時期には年に1度の鰻を食べるのですが、店で食べたら 値段が高いし・絶対混む という事で、スーパーの予約販売の冷凍鰻で済ましていました。
ですが『山形に全国チェーンのコスパの良い鰻屋さんが出来た』ということなので、今年はチョット早い土用の鰻を、久々の鰻屋さん 鰻の成瀬 山形大野目店 さんで頂いてきました。
訪問日:令和6年7月6日(土)
鰻の成瀬 山形大野目店 の基本情報
店名 :鰻の成瀬 山形大野目店
住所 :〒990-0074 山形県山形市
芳野12
駐車場 :無料駐車場12台
(店舗前7台、第2駐車場5台)
営業時間:11:00~14:00
17:00~20:00
総座席 :36席
予約 :可
定休日 :なし(不定休)
下の公式Lineアカウントの予約で確認できます。
概要 :
2022年秋に操業の全国展開の鰻専門店。
「うまい鰻を腹いっぱい!」がコンセプト。山形大野目店は2024年5月に開店
支払い方法:
カード可
(令和6年6月時点)
場所と駐車場
場所
『鰻の成瀬 大野目店』は、山形市大野目の ときめき通り にあり、人気のパン屋さん『石窯パン工房 ラ・プロバンス』の真正面にあります。
以前は天ぷら料亭さん(さかゑ)が長らく営業されていたところに、令和6年5月に開店したようです。
店の外観には大きな変化はないようなので、知らないと店が変わったのに気づかないかも。
駐車場
駐車場は店舗の前に7台と、第二駐車場に4台が停められます。
第二駐車場は、北隣に塗装屋を挟んで、美容室『toto』さんの敷地内にあるようです。
わたし達は普通の休日の土曜日に、開店から30分ほど過ぎた11時30分に訪問し、席は満席でウェイティングリストの一番目だったのですが、店舗前の駐車場に停車する事ができました。
玄関(待合席)
暖簾をくぐった玄関には会計のレジとウェイティングリストがあり、スタッフさんは常駐していませんでしたが、入店と同時にスタッフさんが現れて、丁寧に利用案内をしていただきました。
この辺も格安で鰻を提供する為の工夫なんでしょうね。
玄関・待合席も完全にリニューアルしたようで、綺麗で広く、とても快適でした。
店の外には換気扇からの鰻を焼く匂いがそれなりに漂っていたのですが、調理場とそれ以外で区画が分けられているのか?店舗内は待合席でも飲食席でも、鰻を焼く匂いはあまり気になりませんでした。
私は料理の油の匂いが苦手なので、これには好感度大でした。
待合席には鰻重のメニュー写真が貼られており、メニューのイメージがバッチリ分かるようになっていました。
美味しそうな鰻重の写真を見て、期待も膨らみます。
なお、今回私たちはしませんでしたが、鰻の成瀬は 前日までのネット予約 ができるようなので、予約した方がよいと思います(当日のネット予約は不可みたい)。
飲食席とメニュー
20分ほど待って、廊下を進んで飲食する部屋に案内されました。
わたし達が案内されたのは座敷席とのことで、他にテーブル席もあるようです。
廊下も部屋も、とても綺麗。
テーブルのベタつきなど皆無。素晴らしい。
なおテーブル席をチラ見した感じでは、座敷部屋と同じような和室に、畳にテーブルを置いた和洋折衷の素敵な部屋に見えました。
足が不自由な方には良いと思います。
実食!
わたし達は4名での訪問で、竹を3つに松を1つ注文したのですが、注文後15分ほどで全てほぼ同時に配膳されました。
写真はメニューで「おすすめ」のうな重(竹)です。
鰻が3/4匹分のやつですが、これでもご飯をしっかり覆っている量で十分。
うな重(松)でも器は同じで、鰻がもっとギュウギュウ詰めになっている感じでした。
お吸い物や付け合わせはとてもシンプルで、普通の 澄まし汁 と 薬味 と 漬物。
でも、御覧の通り美しく並べられています。
明けた瞬間にに「うわー美味しそう」という感じ。
こうばしい香りで、いい感じに焼けていました。
味付は塩気控えめで、甘めのアッサリな感じを受けました。
追いタレも同じくアッサリな感じなので、追加しても掛けすぎることなく、ご飯にタップリ掛けちゃいました。
山椒もきつくなく、娘も調子に乗って掛けていましたが、良い感じに味を調整できます。
鰻は箸で簡単に切れる感じで、ふっくら柔らか、かつ皮もサクッと切れる感じで完璧です。
スーパーとかの外れの鰻だと、皮がゴムみたいなのがありますが、チェーン店ながらも流石に専門店と名乗るだけあり、レベルが違います。
まとめ
大満足です!
普通の鰻専門店ではありえない低価格で、その上で十二分な味。
不満が見つかりません。
いや肝吸いや白焼とかは無いけど、そんなの私はいらないし。
わが家的には、ここなら年に1回と言わずリピートしたいと一致しました。
お勧めです。